2005/01/10

年が明けてからというものすっかり冬型の気圧配置の日が続き予報では暖冬傾向というはずが朝晩はかなり冷え込む寒い日が続いている。2日に降った雪はだいぶ解けてきて今週の連休は飛行日和になると思いきや8日は予定があり9日は朝から木曽地方は乾雪(JWAではあまり積もらない雪の事をこう呼ぶらしい)が降り予報では季節風が強そうなので次期FXの製作をする事にした。
この連休もあと1日しかないのでとりあえず朝7時時点で気温が-12℃と今日もかなり冷込んで寒さに震えながらヒコーキを車に積んで飛行場に向かった。


休日なのに人出が少ない

焚火から離れられない

良い感じで飛ぶカブ

WAN in Black は開設してもう7年目になり、自前のサーバにしてから5年になろうとしている。(ちなみに RC Plaza は2年目が過ぎた)このサーバ実は使い古しのPCで今となってはパソコンとしても使えない程でATのミドルタワーのケースにASUSのM/Bでチップセットは430HX(古ぅ〜)だ。CPUは何と無印のPentium120MHz、メモリは当初64MBという構成でWindows95を動かすために組立てた機械だった。サーバとして使うためにHDDは少し前に流行ったIDEのRAIDユニットを使い20GBのIBM製を2個ミラーにして搭載している。さすがにメモリは去年、96MBまで増やしたがそれ以外は特に手を入れていないが今だにプロバイダのマシンルームで元気良く動いているようで止まった形跡は無い。
OSはWindowsNT4.0を使っているが当初はLinuxを使う予定が余りにハッキングが多く常にパッチを当てたりしっかりメンテナンスをしないといけないのがメンドくなってNTに変えたがやはりハッキングが多く困っていたが最近は時代遅れのOSのせいかかなり沈静化してここ1年は再起動すらしていない。まだまだ現役でがんばってもらいたい。

家を出る頃は気温は低かったが青空が広がり気温が上がりそうだったが飛行場に着く頃にはすっかり雲に覆われてかなり冷たい南風が吹いていてしかも車は何台も止まっているのにUMさんとSBさんしかいない。話を聞くとKWさんのヒコーキがノーコンで行方不明になってしまったのでみんなで探しに行っているらしい。しばらくすると1人、2人と帰ってきたがこの飛行場では回収率がかなり悪いのでやはり見つける事はできなかったようだ。
板プラは垂直上昇で左に取られるのでサイドスラストを付けてきた。サイドスラストといっても板プラの場合はマウントにワッシャーを噛ますだけなので簡単にセットができる。K&Sのアルミ製のスラストワッシャーを使ったが専用という事もありなかなか具合が良い。
強くはないがかなり冷たい風が吹き日差しもないので気温が上がらずエンジンがなかなか始動しない。仕方がないのでニードルをピーク位置からさらに1回転以上開いてからフルハイにして空回してもなかなか燃料が来ないが、エキゾーストから生の燃料が出てくるまで回すと何とか始動するようになる。始動してしまえば本来の調子になるがそれまでは小型のエンジンは大変だ。
P-05のパターンを少しやって様子を見るがストールターンではヨー方向はさすがに良い感じになりラダーの修正はほとんど必要がなくなった。やはりサイドスラストは必須で必ず施す必要がる事を痛感した。ところが今度はピッチ方向がやはりUPに取られるのが気になるようになった。スローにして垂直降下ではあまりUPグセが出ないのでやはりダウンスラストが0度なのが原因と思われるがサイドマウントの場合はこの調整ができないので困ってしまう。
前回オモリが取れてしまったのでもう一回貼りつけてきたが今回はしっかり温度をかけてきたので外れる事はなかった。ナイフエッジもまだ若干アップに入るような気がするがあまりオモリを積みたくはないのでこれで我慢する事にした。リバースポイントロールや4/8ポイントの切返しなどはだいぶやり易くなったが3/4スローロールの切返しはデファレンシャルの設定がイマイチで機速がない板プラはバレルロール傾向がハッキリ出てしまう。今度はこちらの調整をボチボチとやって行きたいと考えている。ヒコーキの調整は一気にやってしまおうとするとドツボにはまり込んでしまい訳が判らなくなってしまうので1つの要素を調整してはしばらく飛ばし込んで次に行く事にした。
今日は風はあまり強くはないが冷たくてまるの飲む水の表面が薄っすら凍っていた。ほとんど氷点下の世界でみんな焚火にあたっていてヒコーキが飛ばない。UMさんは何度か飛ばしているが離陸してもう2、3分位するともう着陸になってしまうので何かトラブルでもあるのかと思いきや手が冷たくて飛ばしていられないらしい。確かに自分でもタイマーが鳴るまで飛ばしていると指先が痛いくらいで今日はこの飛行場も滝越とほとんど変わらない位だ。その中でNAさんの京商のパイパーカブは何度も飛んでいた。エンジンは昔なつかしいENYA19BBでMKの9×4のプロペラで中スローでは良い音をして飛んでいた。ENYAの小型エンジンは比較的トルク型なのでピッチの低い大き目のダイヤのMKのプロペラがベストマッチで中スロー以下では4サイクル顔負けの良い音がする。ただしAPCではあまり良い結果がえられないのでMKのプロペラを必ず選ぶ必要がある。
夕方近くになると冷たい風がおさまってきたので電動機を飛ばした。リポはカイロで人肌位まで暖めて飛ばすといつもと変りなく飛ばすことができたが風がないので手があまり冷たくならなくて良かった。TAIJIは結局飛行場がやや地面が軟弱なので離陸が難しそうなので車からも出さなかった。次期FXのトップスターは固定脚仕様なので多少地面が柔らかくても飛ばせそうなので早く完成させないといけないなぁ・・・・

( PP3 GN2P )