2005/02/06

今週はシベリア方面から近年まれに見る大寒波が日本列島を直撃した。日本海側では大雪になり一晩で1m以上積もったという話だが、仮に雪じゃなくて雨だとすると300mmとか400mm位の勢いに相当するのではないのだろうか、
冬の日本の気象は世界にも例を見ない豪雪で特に日本海側に位置する立山などの北アルプスの北端は平地よりもさらに降雪量が多く、1晩で2〜3m積もるのも珍しくはない。正月休などでこの方面の山に入る人は特に注意が必要だ、どうしてもヒマラヤやヨーロッパアルプス(この書き方は嫌いだ。こうなったもの日本の山脈に北アルプスとか南アルプスとかいうしらばっくれた名前を付けるからいけない)を登った事のある比較的経験を持っている人も標高が3000m前後しかないので甘く見がちだが、いざ今回のような寒波ではなくても天気が崩れるとその雪の量は半端ではない。降雪量はまさに世界一で1晩でで2m位降る事もめずらしくない、普通ならこの位降られると山では動きが取れなくなってしまうので入山には気を付けてもらいたいものだ。


雪がまだ残っている

NAさんのスポルタビア

Gマーク製フラットツイン

恐ろしく小型機

マルは少しご機嫌/A>

こうすると妙にご機嫌

今週、襲来した大寒波により長野県南部は10cm程しか積もらなかったが気温がかなり下がったので道に積もった雪が融けずに交通はかなり混乱しばろの群長も会社を2日ほど遅刻してしまった。(´д`; )
飛行場もやはり雪が残っていて引込脚のスタント機は少し飛ばすのがむずかしい、しかも今日は西北方面からの巻いた強めの冷たい季節風が吹いていて車からヒコーキを出す気にもならなかった。飛行場に着いてからはほとんどたき火の側から離れられない。
MIさんやUさんは風の合間をぬって離陸させるが上空では比較的気流が安定はしていて何とか飛ばせていたがいざ着陸となると乱れた気流に翻弄されてヒヤヒヤの着陸になり以後飛ばす人はいなくなった。
NAさんがどこぞ製のかなり年期の入ったスポルタビアを持ってきていたがエンジンは何と懐かしのGマークの15ツインが載っていた。調子があまり良くないとの事だったが今日は始動もしなかった。このエンジンはかなりレアなので排気音を聞いてみたかったのだが・・・・( ゜Д゜)
それにしてもこのクラブでも電動機の普及率が高くなってきてみんな今日は持ってきていたがいかんせん風が強くてとても飛ばせる状況ではなかった。そこで今日はサツマイモを持ってきたのでたき火で焼く事にした。アルミホイルで包んで火の側に灰を被せておいたら40分位で食べ頃になったがさすがにたき火で焼くと甘くホクホクになって実に美味い。マルもしっかり御相伴にあずかりこれからはしばらく持って来ようと思ってしまう。( ゚Д゚)ウマー
夕方近くなると気温は下がってきたが少し風が落着いてきたのでエンジン機は辛いのでみんな電動機を飛ばしだした。ばろの群長機以外は板翼機なので比較的風には強い方だが厚翼のGNOMEは少々辛い物がある。それでもみんなで辺りが少し暗くなるまで飛ばした。K先生は今日もかなり変わったヒコーキを持ってきていたが目玉は20cm位しかないスチレン製のヒコーキで昔のシングル機と同じ方式でまるでペンケースのような送信機がユニークだ。残念ながら風があるので快調な飛行とは行かなかった。
この時期季節風が吹くので3月の中旬までは飛行場も軟弱になってしまうのでスタンと機を飛ばすのはムズイのでこんな感じで楽しもうと考えている。

( GN3P 1日を通してかなりうす雲 終日、西北方面から巻いたやや強い風)